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レンズを買いました! SEL70200F28GMⅡOSS

  • 執筆者の写真: takunc54
    takunc54
  • 2022年1月27日
  • 読了時間: 4分


こんにちは!

今回はレンズを買ったので、その紹介です。SEL70200GMⅡです。

私はコニカミノルタのAF70-200F2.8GSSMというレンズを15年ほど使っていました↓



様々な撮影シーンにおいて70-200㎜F2.8クラスというのは重宝しました。

①AFが速い

②明るいのでかなりのボケが期待できる

③テレコン仕様で400㎜にもできる(2倍テレコン使用時)

④何より高画質

⑤ズームなので様々な被写体に対応できる


ミラーレスに移行した時に買い換えたのですが、SEL70200GMとSEL100400GMとで悩みました。

普通は70-200㎜F2.8クラスの方が写りがよく、明るいからです。

しかし、初代のSEL70200GMは超音波モーターを搭載しているにも関わらずAFはさほど速くなかったからです。しかも、その後に出てきたSEL100400GMの写りが素晴らしく、AFも劇的に速かったこととテレコン仕様で最大800㎜までAF可能(2倍テレコン使用とα9など一部対応機器)ということが決め手でSEL100400GMを選びました。一眼レフでは不可能だった暗いレンズでのAFが可能でAFカバーエリアも広い。α9と合わせて導入しました。

※一眼レフは一般的にAF可能なF値は5.6まで。一部F8までAF可能なカメラでもAFカバーエリアに制限がありました。

そのころヒグマの撮影が具体化したのも影響しました。


手前がSEL70200GMⅡ。奥がSEL100400GM。

結果、SEL100400GMは思った通りの高画質と高速AFで満足でした。


しかし、気になる点がいくつか。

AF70-200㎜F2.8を使っていた時に撮影していた花火のフォーカスずらし撮影ができなくなったこと。


これはあらかじめピントを合わせておき、花火が開く瞬間にピントをずらして撮影する「フォーカスずらし」撮影です。

これはレンズのモーターが機械式でないと難しい技法です。最近のレンズはマニュアルフォーカスの時に、手でピントリングを回したことをセンサーが感知してモーターでレンズを動かすバイワイヤ方式が主流なので、細かい動作のニュアンスが伝えにくいという弱点があります。SEL100400GMもそうでした。なので、最近はこの手の撮影はあまりうまくいっていませんでした。

SEL70200GMⅡはバイワイヤ方式ですが、かなり機械式に近い動作をしてくれるよう対策されていますので多分大丈夫だと思います。

コロナの影響で花火大会が少ないですから、いずれ復旧したときに試してみたいですね。


次に気になったのは、やはりF2.8という明るさが魅力だったこと。


これはダイヤモンドダストのサンピラーですが、明るいレンズの方が玉ボケが大きくなって強調できます。今年は出会えませんでしたが、これも今後楽しみです。


次はサクラマスのジャンプのシーンです。

ここは皆さん引いて小さく撮るのがセオリーなのですが、それでは特別感が出ません。

できる限りアップにして撮影したいと考えています。ここは夕方が時間的にピークで、しかもアップにするには速いシャッタースピードが必須です。やはり明るさが必要です。


最後はヒメボタルです。

これは最近撮影を始めました。ボケの大きさと背景のバランスを考えると80㎜から100㎜前後が丁度いいと感じました。写真は55㎜で撮影しているのでちょっと足りなく感じました。

85㎜や100㎜、135㎜の単焦点も考えましたが、使用頻度を考えるとわざわざ導入するのは悩ましいと思っていました。ズームレンズより明るいのは魅力的だったんですけどね。

SEL85F18は借りて使ってみたけど画質に満足できず。

SEL85F14GMはモーターが超音波モーターで遅い。

SEL100F28GMSTFはT値5.6(実質F値)で暗い。

SEL135F18GMは重くて高く、画角が少し長すぎる。

結局ズームが一番効率いいという結論に至りました。


問題は予算捻出です。

以前ブログでSEL1635GMは最高だと書きました。

そして12㎜や16㎜の単焦点が出たら買い換えてもいいとも書きました。

14㎜では画角の変化が乏しいので不要とも書きました。

しかし、SEL14F18GMがあまりにも軽くて高画質で予想よりも安かったので導入してしまいました。

すると、SEL14F18GMとSEL20F18Gの出番が増えてSEL1635GMの出番が減りました。

登山にSEL1635GMの重さがつらかったのもあります(SEL1635GMは約660㌘。SEL14F18GMは約470㌘)

なのでSEL1635GMを手放してSEL70200GMⅡの購入資金に充てることにしました。


さっそく先週の北海道でデビューさせました。



素晴らしい逆光耐性!

色収差もよく補正されクリアです。

解像力も申し分ないです。


ダイヤモンドダスト、ヒメボタル、サクラマスのジャンプ、花火と今後の撮影が楽しみです。


今回は、レンズを買いました!SEL70200F28GMⅡOSSの紹介でした。


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