2021北海道ツーリング前編4日目
- takunc54
- 2021年9月9日
- 読了時間: 3分

こんにちは!
今回は、2021北海道ツーリング前編4日目です。
礼文島2日目はほとんどバイクに乗らず、トレッキング中心の一日です。

キャンプ場で朝食を取って準備します。

今日はこの地図の中の8時間コースを歩きます。全長16キロほど。
礼文島のトレッキングコースについて↓
スタートはキャンプ場近くの香深井バス停から。

ここからスコトン岬行きのバスに乗り、澄海岬への分岐点の浜中バス停で降ります。

浜中バス停から2キロほどは車道を歩きます。
この看板が車道からトレッキングコースへの分岐です。

しばらくはこういう林道を歩きます。

林道は終わり、登山道になっていきます。

召国分岐。ここからは付近に集落もなく携帯の電波も入らなくなります。


細い道をひたすら歩きます。
天気は曇ったまま。

スタートから約7キロ。残り9キロほどの地点です。
このあたりから沢沿いで広い道になります。

礼文岳の裏側に来ました(登山道は山の反対側)
礼文島と言えば8時間コースが定番だと思っていたのですが、礼文岳に登る方の方が多いみたいです。8時間コースは花の季節を外したせいか、最後まで誰にも会うことはなくずっと一人でした。
8時間コースと礼文岳を同時に攻略できればいいのですが、道がないんですよね・・・。

礼文岳横の沢沿いを抜けると激しい笹の藪漕ぎの連続でした。
地元の方が笹を刈った痕跡はあるのですが、それ以上に笹の成長がすごくて足元が見えないほどでした。笹が湿っていてかなり濡れました。
藪漕ぎが終わると急に海が見えてきてガレ場になりました。

このあたりから急に晴れてきて暑くなってきました。

この急な斜面を海まで降ります。
藪漕ぎの後にはつらい行程ですww

天気が曇りだったのですっかり甘く見ていましたが、手持ちの水が足りなくなっていました。
思わず沢の水を飲んでしまいました。礼文島はキタキツネがいないのでエキノコックスの心配が少ないのが救いでした。これを機に北海道の山を歩くときには浄水器が必須だと痛感しました。

後日、こういう浄水器を買いました。斜里岳に持って行きましたが、斜里岳では出番なし・・・。今後どこかで使ってみたいですね。
浄水器ソーヤー

今度は海岸歩きになりました。
海岸沿いに色々打ち上げられていて、非常に歩きにくかったです。

足場が悪く、全然前に進みません・・・。

しばらく歩くと、ようやく人の気配のするところに出ました。宇遠内に到着です。
以前は宇遠内から先も海岸沿いを歩いて地獄岩が8時間コースの終点だったようですが、崖崩れの恐れがあるということで現在は宇遠内から峠を越えてキャンプ場のある香深井が終点になっています。


藪漕ぎ、海岸沿いの悪路を歩いた後の登りはきつかったです・・・。

峠では思わぬ出会いが。
クマゲラです。
独特の「ケーン!」という鳴き声で気づきました。カラスを一回り小さくしたほどの大きさで、意外に大きいです。

峠を越えると礼文林道と合流します。
ここまでくれば終点のキャンプ場まではもう少し!

無事、16キロを歩き切りました!
8時間コースは特に急な登りやピークはありませんが、トレッキングというよりミニアドベンチャーという感じでした。藪漕ぎと海岸沿いの悪路はもうこりごりです・・・。

キャンプ場に着いてからしばらく何もする気が起きませんでしたが、気を取り直してセイコーマートへ!いつ来ても利尻島を眺めながらの休憩は気分がいいものです。

夕方、澄海岬で夕陽を見送ってキャンプ場に戻り夜に備えます。

幸運にも二晩続けて天の川が見られました!
2日目は変化を付けたかったのと疲れていたのとでキャンプ場から近い香深井の海岸線からの撮影にしました。
それでも利尻山とセットで撮れたことはすごく良かったです。
予定を変更したので、明日はフェリーで稚内に戻りその後知床まで400㌔の行程になりました。
かなり長い距離の移動です。
今回は、2021北海道ツーリング前編4日目でした。
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